【TB-S】 特別講演 (受講無料・事前申込制)
2011年7月9日(土) 10:00~11:40
いま改めて書店について考える
-本屋の機能を問い直す
(左より)
【パネリスト】
翻訳家 青山 南 氏
国立情報学研究所 高野 明彦 氏
大垣書店 大垣 守弘 氏
【コーディネーター】
フリーライター 永江 朗 氏
電子書籍が大きな話題になる中で、書店が衰退業種のようにみられることもある。確かに書店界全体でみれば、この10年で日本の書店数は大幅に減少し、新規参入が少ないという構造的な問題を抱えているが、現実には今でも多くの人を惹きつける書店は存在する。果たして今後、書店が果たすべき役割とは、そして、魅力の源泉とは何なのかを考えることで、書店の未来像を探る。
<講演者プロフィール>
青山 南 氏
1949年生まれ。エッセイスト。著書には、『ネットと戦争』、『インターネットは貧者の味方』、『この話、したっけ?インターネットでこんなに読めるアメリカ文学』ほか多数。訳書には、ジャック・ケルアック『オン・ザ・ロード』、カルヴィン・トムキンズ『優雅な生活が最高の復讐である』など多数。
高野 明彦 氏
東大数学科を卒業後、日立製作所に20年間勤務。2001年より国立情報学研究所教授。現在、国立情報学研究所連想情報学研究開発センター長・教授、NPO連想出版理事長、東大大学院情報理工学系教授(併任)。研究成果の連想計算エンジンを活用して、「Webcat Plus」「新書マップ」「想・IMAGINE」「BOOK TOWN じんぼう」「文化遺産オンライン」「闘病記ライブラリ」などの公開サービスを展開している。
Webcat Plus http://webcatplus.nii.ac.jp/
新書マップ http://shinshomap.info/
想・IMAGINE http://imagine.bookmap.info/
BOOK TOWN じんぼう http://jimbou.info/
大垣 守弘 氏
(株)大垣書店・代表取締役社長。1959(昭和34)年7月生まれ。京都市出身。82年3月立命館大学経営学部卒、同年4月大垣書店入社。翌年、京都市北区小山上総町の本店店長。89年専務、2000年8月に現職。講談社主催の書店会「書店未来研究会」では05年6月から理事で会の運営に携わる。09年には扶桑社主催の書店会「扶桑会」の会長。今年1月、書店有志で組織する「書店新風会」副会長に就いた。また、今年2月には地方書店の生き残りをかけて「(株)大田丸」を設立。社業では新規店開発や金融機関の折衝、官公庁・経済団体への販売提案などを担当。現在、グループ25店を牽引。旗艦店・イオンモールKYOTOは5月の増床で1000坪にスケールアップ、京都駅前で存在感を示す。
永江 朗 氏
1958年、北海道生まれ。法政大学文学部哲学科卒。1981年~1988年、洋書輸入販売会社・ニューアート西武に勤務。1985年ごろからフリーライターに。1989年~93年、「宝島」「別冊宝島」編集部に在籍。2008年より早稲田大学文学学術院文化構想学部教授(任期付)。
「エコノミスト」「週刊朝日」「アサヒ芸能」「週刊新潮」「文藝春秋」「ミーツ・リージョナル」「書店経営」「プリバリ印」などに連載中。主な著書に『菊地君の本屋』(アルメディア)、『不良のための読書術』(ちくま文庫)、『インタビュー術』(講談社現代新書)、『セゾン文化は何を夢見た』(朝日新聞出版)、『筑摩書房 それからの四十年』(筑摩選書)など。